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事業継承は何故必要なのか

会社の経営者にとって「事業承継」というのは、いつか必ず直面する問題です。自ら経営を続けるのは限界があり、高齢になるほど急病で倒れた時に経営が立ち行かなくなるリスクもあります。せっかく育て上げた会社を継続するためにも、適切に事業承継を行うことが必要です。

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まず取り組むべきなのは、現状の把握です。会社の経営状況や人材、資産、負債を把握し、存続可能か判断します。もし債務が多いのであれば、自分が経営者であるうちに整理しなければいけません。

次に、誰にどのような形で事業承継するのか決めます。候補になるのは親族や会社の役員、あるいは外部の第三者です。誰がなるかによって承継方法が異なり、親族なら生前贈与や相続、それ以外は株式や事業用資産を売却する必要性があります。

後継者選びは難しいものです。特に親族が事業承継する場合は相続が絡んでくるため、他の法定相続者との調整が欠かせません。また、後継者に会社を育てる意志が希薄だと、遅かれ早かれ経営は行き詰ってしまいます。会社の役員や外部の第三者に承継するとしても、信頼関係が無ければうまく行きません。

ここまでの流れで適任者が見つかれば、事業承継の計画を立案します。事業が承継されるまでには時間がかかるので、取り組むべき事項や時期を具体的に計画します。そして一度決定したものはできるだけ変更しないように徹底します。この計画が事業承継の成否を左右するのです。

計画ができたら、まずは後継者の育成を行います。経営者としての心構えや決算書の分析といったスキルに加えて、実務に携わりながら経営に必要な管理や判断力を身につけます。同時に後継者をサポートする幹部候補生を育て、従業員や取引先の引継も行います。

事業承継にかかる時間は、後継者が事前にどれくらい会社経営に携わってきたかによって変わります。早くても3年、場合によっては10年ほど見込んでおいた方が良いでしょう。そのためにも、できるだけ早く事業承継の準備を始めることが望ましいのです。